自己紹介

 

 はじめまして

 

 みんなの散骨オフィシャルサイトを管理運営しています。

 トータルプロデュース モコ代表の花輪隆俊 (はなわ たかとし)と申します。

 私共の会社は、西暦2007年9月1日に開業しました。

 当初の営業活動は、中古家電の海外への輸出の仕事を行っていました。

 

 縁ありお客様より亡くなられた母の隠居部屋の片付けを依頼され

 2007年の秋に遺品整理を初めて行いました。

 当時はまだ、遺品整理と言う言葉はこの世に誕生もしてなく

 部屋の片付けや小屋の片付けと言う言葉でご依頼を請け負っていました。

 

 そんな頃です。

 私共の片付け方に共感をしてくれ応援してくださるお客様が現れたのです。

 何に共感してくれたのかと言うと、片付けと言うと不用な物は処分と言うのが

                    一般的な行動だと思いますが、この時のご依頼者様の話を思い出し、片付けたいが

思いが募りどうしてもご自身では処分する事が出来ないでいた。

だから、お婆ちゃんの隠居部屋が足の踏み場も無い程に散らかっていると、話されたご依頼者様のお顔がとても印象的に

残っていたのでした。

 

そこで、私は亡きお婆ちゃんの衣類は処分せずに何か良い方法は無いかおばあちゃんが生前使っていた家財一式を

活用する事はできないか?

など考え処分する物を最小限度におさえた今で言う「遺品整理」のご提案を依頼者へしました。

 

おばあちゃんの着物は、今着物の需要が少なく売っても二束三文にもならないので、どうせただ同然なら

売るのではなく着物のリメークしている団体へ寄付しお婆ちゃんの着物を活用してもらえば?と

また、家電製品は全て海外に送り新たな持ち主に大事に使ってもらうと言う提案等々、

この様な事が、大変喜ばれ、このご依頼者様から口コミで次から次へと少しづつ遺品整理のお仕事が

増え始めました。

 

そんな頃です。

某社会福祉協議会様よりの「困った」と言う相談を頂きました。

それは、生活保護を受けている高齢者が一人暮らしをしていましたが、もう一人暮らし(独居)が難しくなり

特養へ(特別養護)入所する事になったが、業者に依頼し家財は片付けたが仏壇と遺骨などが残っている。

業者は気持ちが悪いから「片付けられない」この仏壇と遺骨はそちらで何とかしてほしいと言われた。

こちらとしても遺骨のやり場に困って相談したと担当者様に言われた。

 

以前よりこんな事が何時かはある。

今から準備しておかなければと準備していた矢先の話でした。

某お寺の住職に即、話をしてお骨2体分を即お寺に運び無縁墓へ納骨しました。

当然、費用もかかります。

この時は、特養へ入所された方が生活保護の中から少しづつお金を貯めて社協さんが間に入ってもらい

分割で私共に返済していただきました。

当時、1体8万円の費用がかかりました。

 

この頃からです。

これから将来的に行き場を失ったお骨が増えるのだろうな~とうっすらぼんやりですが

私の中でイメージし始めました。

 

とある日です。

事務所に1本の電話が入りました。

東京に住む高齢の女性からの相談の電話でした。

ご主人が亡くなりご主の生まれ故郷の青森の海に散骨してあげたいと言うご相談を頂きましたが

当時の私達には、海洋散骨の知識も経験も無く、この女性の希望をかなえてあげる事は出来ませんでした。

 

この事が、私共ではとても悔しい体験で、その後奮起して海洋散骨の勉強を始めました。

また、散骨に協力してくれる行政や漁協などを知人の紹介で探し歩き、その地域の漁協さんの担当者様や

行政の観光課の担当者さんに相談をして理解を示してもらえた街の沖合で散骨をするようになりました。

 

ただ、隠れてこそこそと行ってまけばよい、と言う方もいますが、私はその考えは違うのではないか?

と今も思っています。

故人様の最後のセレモニーで、こそこそと隠れてまけばよいと言う言葉はどうしても納得がいかず

正々堂々胸を張って何か違う気がしますが^^

こんな感じで行動をしたいと言うのがその当時の私の考えでした(笑)

 

お蔭さまで今では、無理を聞いてくれる船主(船長)さんもいて、今回の「みんなの散骨」の件も

こころよく引き受けて頂きました。

 

私度遺品整理と特殊清掃のトータルプロデュース モコは、遺品整理や特殊清掃業がメインでは

ありますが、依頼された現場(お部屋)に行くと納骨されずに無造作に置かれたお骨が部屋に残され

ていたりと普段の業務からこの放置されたお骨や放置されそうなお骨問題に真剣に取り組んでまいりました。

 

今回、多くの方からのご協力を頂きまして「みんなの散骨」と言う新たな取り組みをスタートする事が

できました。

この活動は、一企業が利益追求の為に行う活動ではありません。

 

この活動が起動に乗ることができれば、新たなお骨の行き場所が増えます。

どうか、「みな様」みんなの散骨をよろしくお願いします。

 

少しは、私共がこの散骨を始める切っ掛けになったか知っていただけましたか?

ここに至るまで多くの実祈りを駆け巡って来ました。

樹木散骨葬や風石散骨葬など、

あ!説明してませんでしたね(笑)

 

私共は、某寺院様と協力関係を持ち寺院内で樹木散骨葬やオリジナルの風石散骨葬

自然葬も一昨年よりはじめています。

少しづつでは有りますが私共の自然葬が良いと言われ散骨されています。

 

なので畑違いの業種がいきなりこの業界に参入してきたのではありません。

去年からではありますが、生前予約(死後事務委任契約)もうけ、去年はお二人の方を看取り

葬儀や火葬また納骨(散骨)まで行いました。

 

この先、益々、身寄りの薄くなった方が増えると確信しています。

どんなご相談もお受けできる体制が今の私共にはございます。

何なりとお申し付けください。

 

長くなりましたがご挨拶と変えさせて頂きます。

 

トータルプロデュース モコ 代表 花輪隆俊